こんにちは、いーちょです。
ずっと放置していた企業型確定拠出年金の運用を見直してから1年が経ちました。
1年間の推移と、ここ最近の株式市場の下落を受けて、運用状況がどうなったのかを紹介していこうと思います。
よくわからなくて放置してる。
他の人の運用状況が気になる。
という方の参考になれば幸いです。
目次
運用商品と掛金(マッチング拠出分含む)
現在の運用商品および割合は以下になります。(現在は拠出ストップしているものも含む)
- 野村外株インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI・DC 64%
- DCマイセレクション50 35% ※現在は拠出ストップ
- 三井住友信託DC変動定期5年 1% ※現在は拠出ストップ
現在は「野村外株インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI・DC」1本に絞って運用しています。
しばらくは、運用商品を変えるつもりはないので、徐々に「野村外株インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI・DC」の割合が増えてくると思います。
昨年の秋頃からマッチング拠出制度を利用して、わたし自身も掛金を拠出することにしました。
そのため、現在会社が拠出してくれている金額月約5,000円(手数料除く)+マッチング拠出金額5,000円で、およそ10,000円ほどになっています。
会社の拠出金額が少なすぎて、マッチング拠出も5,000円しかできないのが痛い。
(事業主掛金を超えない範囲じゃないと拠出できないため)
運用状況の年間推移
昨年1年間の残高の推移をグラフで表すと以下の通りです。
グラフから見てもわかる通り、2021年1月時点では、資産額のグリーンの線が拠出額のグレー線を下回っており損失が出ていました。
これは、2年近く放置し初期設定の「三井住友信託DC変動定期5年」のまま運用していたためです。
「三井住友信託DC変動定期5年」は、元本自体は確保されていたものの別途管理手数料がかかっているので実質マイナスとなっていました。(現在の金利では管理手数料をカバーするだけの利息収入が見込めないため)
運用商品を見直したことにより、6月頃にようやく資産額が拠出額を上回り、12月時点では目標利率(4.0%)で運用した場合の金額(オレンジ線)をも上回ってきたことがわかります。
株式市場の下落を受けた現状
2021年12月末時点のそれぞれの運用商品の評価損益は以下の通り+32,321円でした。
- 三井住友信託DC変動定期5年 0円
- DCマイセレクション50 +6,391円
- 野村外株インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI・DC +25,930円
また、資産評価額は以下になります。
個別の評価損益の合計値と異なるのは、手数料分が差し引かれているためです。
そして、株価下落を受けた現在の状況は以下の通り。(※2022年1月31日)
- 三井住友信託DC変動定期5年 0円
- DCマイセレクション50 +3,327円
- 野村外株インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI・DC +13,631円
12月に比べて約半分の+16,958円に。大きく利益が減っているのがわかります。
現在までの管理手数料が大体17,000円ほどなので、手数料を差し引くと、評価損益はなんとマイナスに!
とはいえ、運用切替せず定期預金のまま放置していれば、今頃手数料の17,000円分がまるっとマイナスになっていたはず。
下がったけど、その分安く多く購入できるチャンスとプラスに考えていくことにします!
1年を振り返ってみて
大きくプラスになったりマイナスになったり、投資初心者にとっては一喜一憂の1年でした。
同時に、企業型DCをきっかけに、金融知識の向上を図ることができた1年でもありました。
今年は年初から株価が大きく下落しています。
アメリカの影響を受けて、更に下がりそうな気もしますが、運用期間はまだ20年近くあるので気長にのんびり積み上げていこうと思います。
初期設定のまま放置してた人は、ぜひこの機会に運用商品の見直しをお勧めします。